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[MOM3399]国見FW本川璃空(2年)_シーズン30得点目標の俊足FWが先制PK&決勝アシスト!

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前半2分、国見高FW本川璃空が先制PKを決める

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.20九州高校(U-17)予選リーグ 国見高 3-2 鹿児島城西高]

 試合開始直後と試合終了間際に2つのビッグプレー。国見高はFW本川璃空(2年)が予選リーグ初戦勝利の立て役者となった。

 まずは試合開始わずか25秒、左中間からPAへ鋭く侵入した本川がPKを獲得する。鋭いターン、一瞬の加速は鹿児島城西高も警戒していたというが、それを上回るプレー。自ら右足で決めて先制点を挙げた。

 その後も鋭い抜け出しを見せつつ、ボールを収めてから周りを活かす動きも。加えて、「負けず嫌いです。自分が試合に出たら絶対に決めてやろうと思っています」という負けん気の強さもピッチで表現していた。

 チームは2度のリードを追いつかれる苦しい展開。それでも、後半アディショナルタイムに本川のスルーパスから左SB高木祐介(2年)が決勝点を決めた。「DF陣が頑張ってくれていたので、自分たち(アタッカー陣)が絶対に勝たせようと。自分がドリブルしている時に祐介が裏に良い抜け出しをしてくれていたので、そこへ流し込みました」という決勝アシスト。存在感ある60分間で劇的勝利に貢献した。

 目指している選手像は、FWネイマールやFWエデン・アザールのようなスピードとテクニックを活かして活躍する名手。また、自分の中で今年掲げている目標があるという。「今年は選手権で絶対に全国に出られるように頑張ります。個人的な目標は一年通して公式戦とかで自分は、30点は決めたいなと思っています」。県新人戦は3得点で今大会は初戦、第2節と2試合連続ゴール。着実に得点を積み重ねている俊足FWが、九州高校(U-17)大会でさらに得点数を伸ばす。

(取材・文 吉田太郎)

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