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中村俊輔「札幌で一番嫌なのは…」小野伸二「みんなに伝える」40代での初競演なるか

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MF小野伸二(41)とMF中村俊輔(42)

 J1リーグ開幕節の北海道コンサドーレ札幌横浜FC戦が27日、札幌ドームで行われる。これに先立って両チームの選手が24日夜、オンラインで記者会見を行い、札幌からはMF小野伸二(41)、横浜FCからはMF中村俊輔(42)が出席した。

 2006年のドイツワールドカップなど日本代表でも共に戦ってきた両選手。ともにメンバー入りが実現すれば2019年8月17日の琉球対横浜FC戦以来2年ぶり、ピッチ上での競演が実現すれば17年9月9日の札幌対磐田戦以来4年ぶりとなる。

 それでも2人にとってこの開幕節は、再会を目指す場所であるということ以上に、サッカー選手としての勝負をかけた重要なシーズン初戦。小野は今季J2の琉球からJ1の札幌に復帰した立場であり、中村も昨季10試合の出場にとどまっていただけに、出番を得られるかどうかが大きな焦点となる。

 会見でも小野が「J2からJ1ということで、1年半ぶりに挑戦できる権利をいただいた」と挑戦者の立場であることを強調すると、中村も「今年はより出場時間も長くして行けると思うので、足首の状態もいいし、遠征メンバーに入れれば」と意気込み。まずは両選手とも出場に向けての意欲を燃やしていた。

 もっとも、中村が札幌の戦術について「一番嫌なのは選手の特徴が出やすいこと。連動が細かくて、見なくてもフリックするとか形ができている。戦術うんぬんより選手の特徴が活かしやすいところが嫌だ」と語った際には、小野が「練習でみんなに伝えて、相手の嫌なことをしようという方向に持っていきたい」と冗談で応じる掛け合いも。そんな二人の競演が実現するかどうかは大きな注目を浴びそうだ。

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