新生・静学を代表するドリブラー、10番MF古川が2ゴールに絡む
[2.23静岡県高校新人大会決勝 静岡学園高 2-0 藤枝東高 草薙陸]
新生・静岡学園高を代表するドリブラーが、2ゴールに絡んだ。MF古川陽介(2年=京都U-15出身)は川口修監督も認めるテクニックの持ち主。特に自信を持っているのはドリブルだ。
「相手の重心、タイミングとかで僕は抜いています。そこは(静学でも)一番自信があります」と古川。この日の前半は足にボールがついていなかったというが、それでも後半18分、左SB野村海翔(2年)とのワンツーで前を向くと、MF松永颯汰(2年)とのワンツーでPAへ潜り込んで右足を振り抜く。これはGKに反応されたものの、こぼれ球を松永が押し込んで先制点が生まれた。
さらに37分には、左サイドからドリブルで仕掛け、DFのタイミングを外して右足シュート。このこぼれ球をFW持山匡佑(2年)が押し込んで2-0となった。「去年から出してもらっていて、そこ(テクニック)は信頼してもらっているというのもあるんですけれども、上手いだけでなくて、今年はチームを勝たせる選手になっていかないとダメだと思っています」という10番が2ゴールを演出。チームの勝利に貢献した。
目標は川崎FのMF三笘薫。「どんな試合でも『アイツが(流れを)変えてくれる』、みたいな信頼をされる、試合を決められる存在になりたいです」と誓う。準決勝でも個人技で決勝点をアシスト。だが、本人は満足せずに、貪欲に成長を目指していく意気込みだ。
「自分はこのチームでもっと内容を求めてやっていかないといけないと思っていますし、優勝できたのは良いと思うんですけれども、これも成長過程と思ってポジティブに捉えていきたいと思っています。足にボールがついていなくて失う回数も多かったので、そこは修正するべきところがあります」。目標は高校からのプロ入り。それを実現するために、誰よりもボールに触れて武器を磨く。
(取材・文 吉田太郎)
新生・静岡学園高を代表するドリブラーが、2ゴールに絡んだ。MF古川陽介(2年=京都U-15出身)は川口修監督も認めるテクニックの持ち主。特に自信を持っているのはドリブルだ。
「相手の重心、タイミングとかで僕は抜いています。そこは(静学でも)一番自信があります」と古川。この日の前半は足にボールがついていなかったというが、それでも後半18分、左SB野村海翔(2年)とのワンツーで前を向くと、MF松永颯汰(2年)とのワンツーでPAへ潜り込んで右足を振り抜く。これはGKに反応されたものの、こぼれ球を松永が押し込んで先制点が生まれた。
さらに37分には、左サイドからドリブルで仕掛け、DFのタイミングを外して右足シュート。このこぼれ球をFW持山匡佑(2年)が押し込んで2-0となった。「去年から出してもらっていて、そこ(テクニック)は信頼してもらっているというのもあるんですけれども、上手いだけでなくて、今年はチームを勝たせる選手になっていかないとダメだと思っています」という10番が2ゴールを演出。チームの勝利に貢献した。
目標は川崎FのMF三笘薫。「どんな試合でも『アイツが(流れを)変えてくれる』、みたいな信頼をされる、試合を決められる存在になりたいです」と誓う。準決勝でも個人技で決勝点をアシスト。だが、本人は満足せずに、貪欲に成長を目指していく意気込みだ。
「自分はこのチームでもっと内容を求めてやっていかないといけないと思っていますし、優勝できたのは良いと思うんですけれども、これも成長過程と思ってポジティブに捉えていきたいと思っています。足にボールがついていなくて失う回数も多かったので、そこは修正するべきところがあります」。目標は高校からのプロ入り。それを実現するために、誰よりもボールに触れて武器を磨く。
(取材・文 吉田太郎)