beacon

C大阪で大久保嘉人が復活「ボールが集まるのが一番大きい」絶好調2戦3発でJ1通算188得点

このエントリーをはてなブックマークに追加

C大阪FW大久保嘉人が2得点

[3.3 J1第11節 川崎F 3-2 C大阪 等々力]

 セレッソ大阪FW大久保嘉人が開幕から2戦連発、古巣戦で2得点をマークした。「チームとして得点が欲しかったので、前半から体力を残さずにという気持ちでいっていた」。チームは惜しくも逆転負けを喫したが、自身が持つJ1歴代最多得点記録を「188」に更新し、好調ぶりを見せつけた。

 まずは前半5分だ。右サイドをドリブルで持ち上がったMF坂元達裕が落とすと、大久保は右45度の位置から右足を一閃。「枠内に打とうという気持ちで」放ったミドルシュートは左ポストを叩いてネットを揺らし、2試合連続の先制ゴール。

 さらに1-1で迎えた前半22分、FKの流れからDF松田陸が絶妙なクロスを入れると、「ボールが伸びて、その瞬間にGKとジェジエウがかぶってくれたのでその一瞬を突きましたね」と、体勢を崩しながら左足で押し込んだ。

 15年ぶりにC大阪に復帰した38歳のベテランFWは開幕から2戦3発と絶好調。復活を印象付ける量産ぶりに、「ボールが集まるっていうのが一番大きい」と大久保。欲しいところでパスが供給されるため、「今はDFとの駆け引きだけ。そうなると自信がある。2試合目でこれだけいけるのは、これから先につながる」と手応えをにじませた。

 後半も決定機を迎え、両チーム最多となる5本のシュートでゴールを脅かし続けた。大台のJ1通算200得点まであと12に迫ったが、「焦らず、まだまだ試合がある。そんなことは言っていられないので一試合一試合、勝負の気持ちでやっていきたい」と野心を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●2021年Jリーグ移籍情報
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP