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昨季ブレイクのG大阪L・ペレイラ、各Jクラブの“試み”に「彼らが数年前からやり始め、本当にうまくいっている」

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今季からG大阪に加入したFWレアンドロ・ペレイラ

 ガンバ大阪のブラジル人FWレアンドロ・ペレイラが母国メディア『ウニベルソ・オンライン』のインタビューに応じ、日本でのプレーについて言及した。

 現在29歳のL・ペレイラは2019年に来日して松本へ加入し、同年8月から広島に所属。190cmの長身を武器に、昨季はJ1得点ランキング3位の15ゴールを挙げた。今季から活躍の場をG大阪に移したストライカーは、日本における自身の高さの利点を次のように語っている。

「ここではサイズが大きく異なる。日本のDFは大体175cmから180cmだ。それを超える選手はほとんどいない。そこで僕は空中戦を利用することにした。それはゲームで多くの助けになっているものだ」

 昨季は15ゴールのうち、4ゴールがヘディングだった。L・ペレイラだけでなく、柏レイソルで得点王に輝いたFWオルンガ(現アルドゥハイル/カタール)も193cmと、大型FWたちがJリーグで存在感を示している。

「だからこそ、彼らは外国の9番をたくさん雇っている。アジア人の平均身長はそれほど高くなく、フィジカルが強いわけでもないので、他国の選手にそのような特徴を求めているんだ。彼らが数年前からやり始めたことだが、本当にうまくいっている」

 それでもL・ペレイラ自身、日本のサッカーに慣れるのは簡単ではなかったようだ。過去にベルギーのクラブ・ブルージュに在籍した経験もある同選手は母国メディアに対し、日本ではFWにより多くの仕事が必要とされることを説明している。

「適応には少し苦労した。ここでの試合は、特に僕のポジションの選手にとっては非常にダイナミックだ。彼らはブラジルのチームよりも、はるかに多くの運動量と貢献をセンターFWに求めている」

 来日1年目は松本と広島を合わせてJ1リーグ戦21試合に出場し、6得点を記録。シーズン開始から広島でプレーした昨季は26試合で15ゴールと、Jリーグ2年目でさらなる適応を見せた。

 今後も数シーズンは日本でプレーする意向だという。L・ペレイラは「日本はとても住みやすく、プレーもしやすい国だ。僕の計画では34歳までここにいるつもりで、それからブラジルに戻りたいね」と自身の考えを明かした。

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