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堅守トゥヘル・チェルシー、ゴールを奪ったのはいまだ南野拓実だけ…公式戦10試合で驚異の2失点

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 トーマス・トゥヘル体制でのチェルシーの堅守ぶりが目立っている。

 5位のチェルシーは、4日に行われたプレミアリーグ第29節で6位のリバプールと対戦した。この試合、42分にメイソン・マウントのゴールで先制すると、その後の王者の攻撃をシャットアウト。1-0の勝利でトップ4入りへのシックスポインターを制し、4位に浮上した。

 今年1月にフランク・ランパード前監督の後任としてトゥヘル監督を招聘したチェルシーは、これで新体制で公式戦10試合を消化し、7勝3分けという結果に。とりわけ10試合での失点数はわずかに「2」となっており、シェフィールド・ユナイテッド戦とサウサンプトン戦以外、今回のリバプールを含めてトッテナム、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドを相手に無失点で切り抜けてきた。

『Goal』のチェルシー番記者を務めるニザール・キンセラは、「チェルシーはトップ4レースを牽引する存在になりそうだ。今週にはユナイテッドとレスターが共に引き分けた。彼らを抜くことができると考えることもできるだろう。新型コロナウイルスの影響により3日毎に2試合を消化する日程もあり、ライバルたちの選手は疲れている。だが、チェルシーは夏に2億2200万ポンドを費やしたこともあって、マン・シティと同じく特殊なシーズンに対処できる選手層を備えている」と、ブルーズの2位フィニッシュも十分に考えられる状況になっていると見解した。

 なお、チェルシーのシェフィールド・U戦の失点はアントニオ・リュディガーのオウンゴール。そのため、公式戦10試合を消化したトゥヘル・チェルシーからゴールを奪っている相手選手は、いまだにサウサンプトンの南野拓実だけとなっている。

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