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ブラインドサッカー男子日本代表が2月の活動を報告、高田監督「焦らずに活動を進めています」

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 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は5日、2月のブラインドサッカー男子日本代表チームの活動状況を発表。緊急事態宣言下の2月は、11日からトレーニングを再開していた。

 代表チームはこれまでも、東京パラリンピックに備えて週2、3回の練習と月1回の合宿を実施。2月は昨年オープンした「MARUI ブラサカ!パーク」で平日に3回、約2時間程度の練習を行った。また土日祝日には7回、約3時間程度の練習を行い、それ以外でもオンライントレーニングを2月1日から10日、18日、25日に午後や夜に1時間程度、都合が合う選手がそれぞれ参加した。

 今回トレーニング召集の対象となった日本代表強化指定選手は14名。FPは川村怜田中章仁黒田智成日向賢加藤健人寺西一佐々木ロベルト泉佐々木康裕、丹羽海斗、園部優月。GKは佐藤大介高橋太郎、泉健也、神山昌士となる。

 高田敏志監督は11日から再開したトレーニングを振り返り、再開前まで実施していたオンライントレーニングの効果が出たことを語る。「昨年の自粛期間のコンディショニングを参考に、心肺機能、筋力、身体操作の面でできるだけレベルを落とさないように、オンライントレーニングを実施したことで、再開後の体力測定では中断前とほぼ変わらない数値が確認できたことは、選手、コーチ陣の我慢強い取り組みに効果があった」と評価を伝えた。

「MARUI ブラサカ!パーク」での練習については「ピッチトレーニングでしか改善できない距離感、対人プレーなどサッカーに必要な負荷を少しづつ上げながら、焦らずに活動を進めています」と報告。「コロナ禍の中、難しい状況が続きますが皆様の安全を心から願いつつ、早くピッチでお会いできる日を楽しみにしております」と競技再開に向け、準備を進めていることを語った。

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