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秋田がJ2初勝利、沖野が値千金V弾「自分たちのサッカーはJ2でも…」

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秋田がJ2初勝利

[3.7 J2第2節 栃木0-1秋田 カンセキ]

 ブラウブリッツ秋田がJ2初勝利を飾った。スタイルの似た栃木との対戦は激しい球際のバトルが繰り広げられ、得意のセットプレーで先制に成功し、主導権を握った。

 今季、クラブ史上初のJ2カテゴリーに参戦。初陣となった2月28日の開幕節は群馬に1-2で敗れたが、「負けたんですが、通用した部分はあった。ポジティブにチーム全体が取り組めた」とFW中村亮太

 前半11分だった。中村が前線からプレッシャーをかけた流れから、右サイド深い位置でFKのチャンスを獲得する。キッカーのDF鈴木準弥がグラウンダーでマイナス方向に折り返すと、ニアサイドのMF輪笠祐士がスルー。MF沖野将基が右足ダイレクトで蹴り込み、幸先良く先手を取った。

「練習していなかった形」(沖野)というFKのサインプレーから貴重な先制ゴール。栃木の反撃は自慢の堅守で跳ね返し、1-0で逃げ切った。「群馬戦で中央でシュートを打たれて決められた。そこを修正するために中を絞って、シュートを打たせないことができた」(沖野)と、一週間で立て直しに成功した。

 価値ある一勝を飾り、吉田謙監督は「秋田が今まで積み上げてきた努力、クラブを支え続けてくれた方々、いろんな方々の思いがひとつになって勝利を呼び込んでくれた。選手たちのひたむきな努力、根気と粘り強さ、辛抱の美徳は素晴らしかった」と称賛。沖野は「自分たちのサッカーはJ2でもやれるときょうは見せられたと思う。次節からも集中して継続していきたい」と次節の千葉戦を見据えた。

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