ヨアヒム・レーブ監督がEURO2020終了後に退任することとなり、ドイツ代表の次期監督が誰になるのか注目を集めている。

　現在バイエルンを率いるハンジ・フリック監督は、かつてレーブ監督の右腕だったこともあり、後任候補の1人と見るドイツメディアも。だが本人は現時点でドイツ代表に関心がないと公言している。

　フリックは13日に開催されるブレーメン戦を前にした会見で「私は2023年まで契約を残している。引き続きバイエルンを成功に導きたい」と語った。

「私は今すべきことに集中していて、他のことを強く意識することはない。自分の将来について、憶測で何かを言うことはしたくないよ」

　その一方で、師でもあるレーブ監督の退任については「彼はドイツフットボール界のために素晴らしい成果を残してきた。自らの功績を誇りに思うだろう」と述べ、労いのメッセージを贈った。

　現時点でドイツ代表の後任監督は未定となっている。2006年～2014年までレーブ監督のアシスタントを務めたフリックを推す声も多いが、本人は引き続きバイエルンを率いる意向を示している。

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