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イブラがスウェーデン代表への思い語る…指揮官「起用法はこれからのお楽しみだ」

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記者会見に出席したイブラ

 ミランFWズラタン・イブラヒモビッチが記者会見に出席し、39歳という年齢で5年ぶりに復帰したスウェーデン代表への思いを語った。『ラプトリー』がコメントを伝えている。

 EURO2016を最後に国際舞台から遠ざかっていたイブラヒモビッチは、今月末から始まるカタールW杯欧州予選で5年ぶりに代表復帰を果たした。

「アメリカから帰ってきて、ご存知のようにミランでプレーするようになった。再び生きていることを実感しはじめたよ。高いレベルでパフォーマンスができると感じていたし、調子も良かった。ただ良いプレーができるという以上に、意志がますます強くなっていったし、代表のことは常に追いかけていた」

「サッカー選手である以上、代表でプレーすることは最も大きなイベントだ。そして代表の活躍を追いかけているうちに、自分のなかで『自分なら彼らを助けられるのではないか』『なにかできるのではないか』という気持ちが芽生えてきた。もちろんそれを決めるのは俺じゃない。選手の考えと監督の考えは合致していなければならない。どちらかがノーと言えばそれまでだ」

「ゴールデンボールを獲得したとき、メディアに対して代表でプレーする意志があることを表明したし、監督とミーティングもした。それからお互いを知るために話をし始め、自分にも監督にも正直に話した。『聞いてくれ、もし俺のコンディションが良い状態で、あなたが望み、いい考えだと思うのなら、話し合いをしよう』とね。そうやって話し合った結果、俺はここに座っている。だからここにいるんだ」

 スウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督は「彼をどう使っていくかはこれからだ。もちろん、どの選手が彼の周りでプレーするかにもよるだろうし、スタメンとして起用するかどうかにもよる。様子を見てみよう。だが言うまでもなく、ズラタンはとてもいい選手だ。彼をチームに迎えられたことを喜んでいる。具体的にどうプレーするのか、どうやって彼を起用するかは、これからのお楽しみだ」と期待を口にした。

 スウェーデン代表は25日の欧州予選第1節でジョージア代表とホームで対戦し、28日にはアウェーで第2節のコソボ代表戦に臨む。

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