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物議を醸した一発レッドについて群馬が公式声明「いかなる処分も受け入れますが…」

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群馬が一発レッドに関して公式声明

 ザスパクサツ群馬は2日、J2第5節・ギラヴァンツ北九州戦(●0-2)のMF中山雄登に対する判定および処分について声明を発表した。

 中山は3月28日に行われた同試合の前半34分に、ゴールライン付近で相手のヘディングシュートをブロック。ハンドによる決定機の阻止としてレッドカードを受けた。中山をはじめとする群馬の選手たちは、左腕ではなく胸に当たっていたと猛抗議。物議を醸す判定となっていた。

 クラブは試合終了直後、映像で確認する限り「左腕ではなく胸で止めている」としてマッチコミッショナーとの意見交換の場を持ったという。しかし、3月29日にJリーグから「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の自陣ゴール内のゴールライン上付近で、相手選手のヘディングシュートを左腕で止め、決定的得点機会を阻止した行為は、『著しい反則行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と発表された。

 これを受け、クラブは今回の声明で「起きてしまった事象に対して下されたいかなる処分も受け入れますが、『日本サッカー界におけるレフェリングの質の向上』と今後このような事象が起きない為の『Jリーグ全カテゴリーでのVARの早期導入』『審判団のコミュニケーションの徹底』などを求める改善策を(公社)日本プロサッカーリーグにご提案させて頂きました」と報告している。

 続けて「今後もフェアでクリーンなプレーを心掛け、審判団も含めたサッカーファミリーでJリーグを熱く盛り上げられるよう努めて参ります」と表明し、「今後とも変わらぬご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」とした。

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