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相手を手玉にとった冷静な判断…なでしこ初ゴールのDF清水梨紗「優衣香さんが良いボールをくれた」

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なでしこ初ゴールを記録したDF清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

[4.11 国際親善試合 日本女子 7-0 パナマ女子 国立]

 出場35試合目。なでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)にとって、パナマ戦で待望の瞬間が訪れた。

 前半16分だった。MF中島依美(INAC神戸レオネッサ)、FW岩渕真奈(アストン・ビラ)、FW菅澤優衣香(浦和レッズレディース)とつながれると、PA内へと走り込んだ清水へボールが届けられる。

 ここからが冷静だった。「ポジションを中にとっていて、来そうだなと思って走っていた。優衣香さんからパスをもらったときにそのまま打とうとした」。しかし、「相手が食い付いているのが見えた」と巧みなシュートフェイクで相手選手をかわすと、右足のシュートで豪快にネットを揺らした。

 自身にとって、うれしいなでしこ初ゴール。「素直にすごく嬉しい。優衣香さんが良いボールをくれたので、ゴールを決められて良かった」と喜びを爆発させた。

(取材・文 折戸岳彦)

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