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中止相次ぐブンデスリーガ、終盤戦は全クラブを「隔離合宿」へ

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 ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は22日、ブンデスリーグ1部・2部の全36チームが5月12日から異例の「隔離合宿」を行うことを決定した。新型コロナウイルスの感染を防ぎ、リーグ戦を予定どおりに消化するためだという。ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 ブンデスリーグでは4月中旬以降、複数の感染者が出たヘルタ・ベルリンのリーグ戦3試合が延期され、2部リーグ戦も次々に中止に追い込まれるなど、新型コロナウイルスの再流行の直撃を受けている。シーズンの最終節は5月22〜23日の予定。それまでに代替日程を組む必要があり、リーグ側は調整に追われているようだ。

 こうした状況を受け、リーグ側は厳格な隔離措置を決断した。まずは5月3日以降、全クラブの選手・スタッフは自宅周辺、練習場、スタジアムの3カ所のみの滞在を許され、「準検疫」下で定期検査を受検。さらに同12日以降は、陰性が確認された選手のみキャンプ地に入り、シーズンを終えるまで「隔離合宿」を行うという。

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