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J2松本が公式声明「クラブとして重く受け止めております」

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松本が公式声明を発表

 松本山雅FCは23日、クラブ公式サイトで「松本山雅をご支援いただいている皆様へ」と題し、代表取締役社長を務める神田文之氏の声明を発表した。

 松本は昨季のリーグ前半戦終了時点で20位と低迷し、布啓一郎前監督を解任。後半戦から指揮を執った柴田峡監督の下で巻き返し、最終的に13位でシーズンを終えた。今季は3年ぶりのJ1復帰に向け、オフに積極的な補強を行ったが、開幕からの9試合で1勝4分4敗と苦戦。21日に敵地で行われた第9節・愛媛戦(●1-3)の結果により、最下位の22位に転落した。

 神田氏は「一昨日(21日)の2021明治安田生命J2リーグ第9節の結果を受け、J2リーグ最下位という現状をクラブとして重く受け止めております。山雅ファミリーの皆様にはご心配をお掛けし申し訳ありません。また、クラブの代表として重く責任を感じております」と謝罪している。

 今季は「もう一度原点に目を向け『山雅らしさ』を取り戻し、継続的な成長に繋げるべく臨んだシーズン」だったというが、苦しい戦いが続く現状を受け止め、「トップチーム全体の歯車が嚙み合わない状況を脱却しなければなりません」とした。

 今季のJ2は4チームが降格するレギュレーション。神田氏は「残り33試合をどのように戦っていくのか、クラブとして必死に考え行動していきます」とし、「選手、監督、スタッフとも現状を常に確認しながら、1試合も無駄にすることが無く、常にファン・サポーターの皆様の前で堂々と戦えるチームでなければなりません」と続けている。

 その上で「今後もまだまだ厳しい戦いが想定されますが、本日(23日に)行われたミーティングで選手・スタッフとも状況を共有し、まずは次の一戦に向けてそれぞれの役割を徹底し、組織としてチームとして、そしてクラブ全体として力を発揮する為の考え方を再確認しました」と報告した。

 そして「このクラブにとって背番号12サポーターの存在は大きなものがあると感じて選手たちも日々戦っております。皆様の思いをピッチで表現し、一戦一戦必死にクラブとして取り組んで参ります」と表明。最後に「この難局からファン・サポーターの皆様と共に乗り越えたいと思います。今後とも、松本山雅FCへの熱いご支援をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

 松本の次節は25日に開催され、ホームで群馬と対決する。

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