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サッカーe日本代表、FIFA eネーションズ杯出場決定! アジア・オセアニア予選で韓国との死闘制す

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サッカーe日本代表のWeb Nasri、Jay、Agu

 サッカーe日本代表は30日、国際サッカー連盟(FIFA)主催の国対抗「FIFAe Nations Cup 2021」への出場権を懸けたアジア・オセアニア予選「FIFAe Nations Online Qualifier」の2日目に臨んだ。グループリーグを2位で突破した日本は、準決勝で韓国に2勝1敗で勝利。8月にデンマークで行われる本大会の出場切符を掴んだ。引き続き5月1日にはインドネシアとの予選決勝が行われる。

 2年目となるサッカーe日本代表は3月にJay(SCARZ)、Agu(Blue United eFC)、Web Nasri(鹿島アントラーズ)を選出。今大会ではJayがPlayStation4部門、AguがXbox One部門となり、Web Nasriはコーチとしてサポート役に回った。

 FIFA主催の国対抗「FIFAe Nations Cup 2021」は8月にデンマークで開催。出場を目指す日本はオセアニア地域を含む10チームが参加するアジア予選に出場し、5チームに分かれてグループリーグに挑んだ。1日目では、4勝2敗の勝ち点12でグループAの2位。2日目のフィリピン戦ではJayが引き分け、Aguが敗れたものの、グループAではマレーシアに次ぐ2位のまま決勝トーナメントに駒を進めた。

 決勝トーナメント初戦はグループBを首位通過した韓国と対戦。初戦はAguが韓国のセリーと激しい攻防を繰り広げ、延長戦の末、3-3でPK戦に進む。だが、Aguは一歩及ばず2ー3で初戦を落とした。

 第2戦ではJayが奮闘。韓国のドクドクを圧倒し、4ー1で大きな勝利を収めた。2試合を終えて1勝1敗となったため、再びAguがセリーと対戦することになった。

 しかし、Aguは2度は負けなかった。前半30分に得意のドリブルから先制点を奪うと、その5分後にはPK献上のピンチも防いでみせる。後半8分に追加点を挙げ、さらに同19分には前線での奪取から値千金の3点目を決めた。3ー0で迎えた25分、35分と失点を喫するが、意地の守りで試合終了。3ー2で雪辱を果たした。

 日本は2勝1敗で韓国を破り、5月1日のインドネシアとの決勝に進出。そして、8月にデンマークで開催される「FIFAe Nations Cup 2021」への出場も決定した。

 死闘を乗り越えた3選手は試合後にインタビューに回答。初戦のAguの敗戦から2試合目に臨んだJayは「自分は絶対に勝てる自信があった」と語る。「しっかり落ち着いて入って、Aguさんにバトンを渡した。プレッシャーはありましたけど、力に変えられた」と冷静に振り返った。

 一方、初戦を落としながらも3試合目でリベンジを果たしたAguは「疲れたよりも、嬉しさがちょっとすごいです」と感無量。「Jayくんが勝ってくれた。やるしかないので、後悔のないようにやってくるわと話していた」と緊張を抱えながら大一番へ。しかし「日韓戦でプレッシャーはあったが、力に変えられた」と、韓国から意地の勝利をもぎとってみせた。

 2選手をサポートし続けたWeb Nasriも「普段はライバルとして、今回は完全に仲間として、一丸となってできた」とチームワークの醸成に手応えを語る。「(決勝の)インドネシアはグループBの2位。僕たちが2連敗したマレーシアに2連勝しているので、ちゃんと試合観て、アジア・オセアニア1位でデンマークに行けたら」と気持ちを切り替えた。

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