[5.15 FA杯決勝 チェルシー 0-1 レスター]

　レスター・シティがチェルシーを下し、FAカップ初制覇を成し遂げた。試合後、ブレンダン・ロジャース監督が試合を振り返っている。英『BBC』が伝えた。

　52年ぶりに決勝進出を果たしたレスターが、好調チェルシーを破った。試合は接戦。後半18分にMFユーリ・ティーレマンスのミドルシュートがゴールに突き刺さった。終盤にはチェルシーの猛攻に遭うが、GKカスパー・シュマイケルの好セーブなどで1点を守り切り、優勝を勝ち取った。

　ロジャース監督は「素晴らしい気分だ。非常に誇りに思う。FA杯を初めて手にした日だ。クラブにとっては歴史的な日となった」と喜びを語り、試合を振り返った。

「ユーリ・ティーレマンスのゴールは、昔ながらのFAカップ優勝時のゴールのようだった。カスパー・シュマイケルのセーブもあった。これらがこの試合でスペシャルな瞬間だった」

「チェルシーは素晴らしいチームだ。チャンピオンズリーグ決勝に出場するに値する強さを持っていた。現実には、レスター・シティをはるかに超えた予算を提供できるチームはたくさんあるだろう。しかし、私たちはそれらと戦うことができることを示した」

　また、決勝には2万人のサポーターを動員した。クラブ公式サイトでは、指揮官がレスターを支えてきたサポーターたちにも感謝を伝えている。

「ファンが私たちに違いを見せてくれた。彼らは私たちに力を与えてくれたんだ。3万人がいるように感じたよ」

「彼らが生み出した音から、私たちは力を受け取ったんだ。本当に背中を押してくれたと思う」

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