beacon

「試合が変わった」メッシが悔やんだワンシーン

このエントリーをはてなブックマークに追加

チリ戦を振り返ったFWリオネル・メッシ

[6.14 コパ・アメリカGL第1節 アルゼンチン1-1チリ リオデジャネイロ]

 アルゼンチン代表は14日、コパ・アメリカのグループリーグ初戦でチリ代表と対決し、1-1で引き分けた。

 前半33分にFWリオネル・メッシ(バルセロナ)の華麗な直接FK弾で先制したアルゼンチンだったが、後半8分にPA内のこぼれ球に飛び込んだMFアルトゥーロ・ビダル(インテル)をDFニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)が蹴る形となり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てPKを献上する。

 後半12分、自らキッカーを務めたビダルのシュートはGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)が止めたものの、クロスバーに当たったボールをFWエドゥアルド・バルガス(アトレチコ・ミネイロ)に押し込まれた。

 失点後、メッシを中心に猛攻を仕掛けたアルゼンチンは最後まで勝ち越しゴールを奪えず、チリと1-1のドロー。2011年大会以来の優勝に向け、白星スタートを飾ることはできなかった。

 キャプテンのメッシは試合後のフラッシュインタビューで「この試合は困難だった。僕らは冷静さを欠き、ボールをコントロールしてより速くプレーすることができなかった。PKで試合が変わった」と反省。「勝利でスタートしたかった。次はウルグアイ戦だが、こちらも厳しい戦いになるだろう。でも、次の試合について考えなければならない」と、18日の第2戦に切り替えた。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

TOP