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東アジア女子選手権 北朝鮮vs.日本 試合総括

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[2.18 08年東アジア女子選手権 北朝鮮 2-3 日本 重慶]

 日本女子代表は18日、東アジア女子選手権第1戦で北朝鮮女子代表と対戦し、2-3で勝利した。

 前半3分、MF宮間あやが左サイドのFKからゴール前に高いボールを入れると、MF安藤梢が走り込み、バックヘッドでゴールを決めた。早い時間帯に先制した日本だったが、その後は、北朝鮮の猛攻を受けた。
 同37分、北朝鮮が右サイドに大きく出したボールにGK福元美穂が飛び出したが、一瞬早く追いついた相手にかわされ、中央のFWリ・グムスクに1点を返される。後半9分にはMFリ・ウンギョンの強烈なミドルでついに逆転を許した。
 しかし同37分に、宮間あやのフリーキックで同点に追いつくと、同ロスタイムにMF澤穂希が放ったループシュートが、相手GKとゴールマウスのわずかな隙間をすり抜け、ゴールに決まった。日本女子代表は佐々木則夫監督が就任後、初となる試合を、劇的な逆転勝利で飾った。
 女子代表が北朝鮮に勝利したのは、04年4月のアテネ五輪最終予選以来。

<写真説明>試合終了間際、芸術的な逆転ゴールを決めた澤(右)が宮間と喜び合う

(文 武澤伸昭)

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