beacon

岡田ジャパン非常事態!けが人続出

このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本代表にけが人が続出していると、スポーツ報知が伝えている。
 17日の東アジア選手権・北朝鮮戦で貴重な同点弾を挙げたFW前田遼一(26=磐田)が右ひざ痛のため、18日午前中にMRI(磁気共鳴画像)検査を実施。その結果、離脱が決まり、19日に緊急帰国することになった。岡田武史監督(51)は「何回も手術してるところで、無理をさせるところじゃない。MRIはそんなひどくはない」と淡々と説明するが、貴重な戦力だけにダメージは大きい。
 不幸は続く。18日の練習中、DF岩政大樹(26=鹿島)が左足首を負傷離脱。指揮官は「本人は誰かが石を投げたと思ったと言ってた。そういう時はあまり良くない」と不安の色を見せ、樋口潤一チームドクター(44)も「まだはっきりしない。謎です」と表情を曇らせた。岩政本人は「じん帯系だと思う」と話しており、20日の中国戦出場は極めて微妙だ。さらに練習終了間際にはDF駒野友一(26=広島)も左足首をひねり、足を引きずりながら引き揚げたという。
 発熱で北朝鮮戦を欠場したMF中村憲剛(27=川崎F)、右太腿裏痛を抱えるMF山瀬功治(26=横浜FM)の回復状況も微妙。FWは播戸竜二(28=G大阪)、田代有三(25=鹿島)、矢野貴章(新潟=23)の3人だけ。
 この非常事態に岡田監督は「まだ11人いるから、サッカーはできる。あきらめないよ、それくらいじゃ」と自らを奮い立たせるように話したと、同紙は報じている。

(文 武澤伸昭)

TOP