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東京五輪に伊紙が注目「セリエA勢は吉田や冨安らわずか6人。ビッグネームはわずか」

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 来週、開幕する東京五輪に向けて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が男子サッカーの参加選手にスポットライトを当てた。

 22日に開幕戦を迎える東京五輪。しかし過密日程やコロナ禍などの影響から、クラブから出場を許可されたスター選手は多くない。そんな状況の中、イタリア紙は、「東京にビッグネームを連れてくるのはスペインのみ。(モハメド)サラーら多くの選手はクラブからストップ」との見出しで特集。出場選手に注目した。

「五輪において、サッカーのスター選手を出場させることは伝統的に難しい。確かに過去には(リオネル)メッシやネイマール、ロナウジーニョ、シャビ(エルナンデス)、(サミュエル)エトー、ロマリオ、(ユルゲン)クリンスマンらが出場。1950年代まで遡れば(フェレンツ)プスカシュもいたが、以前に増す過密日程に加えて、パンデミックによりEURO(ユーロ)が後ろ倒しとなったことで、日本の五輪に出場するビッグネームはごくわずかになった」

 セリエAから五輪に出場する選手は、日本代表のDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(ボローニャ)を含むわずか6名。残る4名は、ミランから参加を許されたフランス代表DFピエール・カルルとコートジボワール代表MFフランク・ケシエ。また、同じくコートジボワールのFWクリスティアン・クアメ(フィオレンティーナ)とDFウィルフリード・シンゴ(トリノ)となっていることが紹介されている。一方セリエBからは、ピサのルーマニア代表MFマリウス・マリン、レッジーナのホンジュラス代表MFリゴベルト・リバスが出場することや、6月末までベネヴェントに所属していたアルゼンチン代表FWアドルフォ・ガイチも参加することに触れた。

 セリエAの選手にとどまらず、リバプールのサラーなど世界的スターが不在となる中で、「スペインは独自の路線を行く」とイタリア紙はコメント。「EURO2020の出場メンバーからペドリやエリック・ガルシア、ダニ・オルモら6人もの選手が参加する見込み」である上、「オーバーエイジ枠でレアル・ソシエダのミケル・メリーノ、レアル・マドリーのダニ・セバージョスとマルコ・アセンシオが加わる」ことに期待を寄せている。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
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