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あわや大怪我…三好に危険プレーのフランスFWを母国紙が批判「許されない」

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FWランダル・コロムアニ(右)から危険なファウルを受けたMF三好康児

 U-24日本代表MF三好康児に対する危険なプレーで一発退場となったU-24フランス代表FWランダル・コロムアニに関し、フランス『ル・フィガロ』が「許されない」と非難した。

 フランスは28日に行われたグループリーグ最終節で日本と対戦。0-4の大敗を喫し、1勝2敗で決勝トーナメント進出を逃した。コロムアニは三好がチーム3点目を挙げた後の後半27分、タッチライン際でキープを図る三好の右ふくらはぎ付近を踏みつけてイエローカード。その後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てレッドカードに変更となった。

 最初からボールではなく三好の右足を踏みにいっているように見え、妥当な判定だったといえる。三好は踏まれながら右膝を折り曲げるような形でピッチに崩れ落ちたが、大事には至らず、最後までプレーを続けた。

 同紙はこのシーンについて「ランダル・コロムアニは三好への許されない足裏によるレッドカードを受け、フランスのわずかな希望を徹底的に打ち砕いた」と言及。ラフプレーを糾弾するとともに、この一発退場が惨敗への決定打となったことを強調した。

 また、チームに関しても「フランスにはメダルを獲得する国としてのレベルはおろか、意欲さえもなかった」と厳しくレポートしている。グループリーグ突破のためには2点差以上の勝利が必要だったが、前半から立て続けに失点。「技術的にも、守備的にも、そして戦術的にも不十分なフランスは、横浜での日本戦で大会当初からの悲壮感を漂わせていた」と振り返り、「(過去2試合で喫した大量失点の)失敗からまるで学んでいないかのようだった」と指摘した。

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