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シュー練で絶好調だったのは、この人…激戦から一夜明けたU-24日本代表、スペイン戦に向けて調整

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準決勝スペイン戦に向けて調整を行ったU-24日本代表

 U-24日本代表は1日、3日に行われる東京五輪・準決勝U-24スペイン代表戦に向けてトレーニングを行った。

 前日に行われた準々決勝ニュージーランド戦。0-0で延長戦までの120分を終え、PK戦に突入する。GK谷晃生(湘南)がPKストップの活躍を見せるだけでなく、4人のキッカー全員がネットを揺らし、4-2で制して準決勝へと駒を進めた。

 激戦から一夜明けたトレーニング。ピッチ上に姿を現したのはGK大迫敬介(広島)、GK鈴木彩艶(浦和)、DF酒井宏樹(浦和)、DF町田浩樹(鹿島)、DF瀬古歩夢(C大阪)、MF三好康児(アントワープ)、MF三笘薫(川崎F)、FW前田大然(横浜FM)の8選手だった。

 その他の選手は室内でトレーニング。FW上田綺世(鹿島)とMF相馬勇紀(名古屋)、DF板倉滉(マンチェスター・シティ)とDF橋岡大樹(シントトロイデン)、DF旗手怜央(川崎F)、DF吉田麻也(サンプドリア)らはピッチに出てウォーキングする姿も。また、森保一監督が練習前に三笘、ウォーキング中の上田や相馬と言葉を交わす場面も見られた。

 ピッチ上の8選手はフィジカルトレーニングやGKを交えての鳥かごを行うと、GKとフィールドプレーヤーに分かれて軽めの調整。約40分で全体練習を終え、その後は自主練習に。シュート練習を行ったのが三好、三笘、前田の3選手。三好や三笘もネットを揺らす中、ゴールを決めまくったのが前田だった。

 28日のGL第3節フランス戦では後半アディショナルタイムに相馬のアシストから今大会初ゴールを記録。その得点で感触をつかんだのか、次々とネットを揺らす。横内昭展コーチからも「ブラボー」という最大級の賛辞が送られるなど、好調をキープしている様子だった。

 準決勝スペイン戦は3日に埼玉スタジアムで開催され、20時キックオフ予定となっている。

(取材・文 折戸岳彦)
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