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発売から1年…ナイキ『ファントムGT』2代目がマイナーチェンジ。その特徴は?

　今夏、デビューから1年を経て、ナイキ『ファントム』シリーズの最新作で2代目となる『ファントム GT 2』が登場した。東京五輪では日本代表DF冨安健洋、FW上田綺世がすでに着用しており、欧州勢ではイングランド代表FWハリー・ケイン(トッテナム)やベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)も着用予定だ。

　初代ファントムGTと今作の変更点を見ていこう。

アッパーのテクスチャー加工を変更

　大幅な変更点はアッパーのテクスチャー加工部分だ。前作同様、アッパー表面に突起型のジェネラティブテクスチャーを採用しているが、その形が変更になっている。前作は縦長のテクスチャーがランダムに配置されていたが、今作は"V字型"のテクスチャーが均一に並んでいる。

フレームデザインを表面にプリント

　また、シューレースの配置が前作よりセンター寄りに配置されているのも変更点になる。
　
　アウトソールに変更はない。

スウッシュに隠れたデザイン

　
　カラーリングの特徴としては、白ベースのアッパーに赤と黒をアクセントにデザインした。フレームデザインを表面にプリントし、各ブロックごとにブライトクリムゾンカラーやボルトカラーを配置。スウッシュロゴ部分には「マーキュリアル」同様、世界各国の言葉で「フットボール」を意味した言葉をプリントしている。よく見ると「FOOTBALL」「サッカー」のプリントを見ることができる。