beacon

日本代表エースが下した大きな決断…FW大迫「もう一回、FWでゴールを取り続けたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヴィッセル神戸に加入したFW大迫勇也(会見のスクリーンショット)

 日本代表の絶対的エースがJリーグに帰ってきた。FW大迫勇也は今夏、2014年1月から7年半を過ごしたドイツを旅立ち、大型補強を続けるヴィッセル神戸への加入を決定。22日に東京都内で行われた記者会見にオンラインで出席し、異例の決断に至った経緯を明かした。

「いろんな選択肢があった中、FWで純粋にもう一回ゴールを取り続けたいなと。そしてチームを勝たせたいという思いが強かった。それを続けることがチームへの助けになると思うので、そこを目指してやっていきたいと思う」。

 昨季まで所属していたブレーメンではインサイドハーフでの起用がメイン。プロ入りした2009年以降、初めて無得点でリーグ戦を終えた。一方、日本代表では依然として不動の1トップとして君臨。21年の公式戦ではわずか3試合で8ゴールの大爆発を見せており、32歳で迎える来年のカタールW杯でもエースストライカーとしての活躍が期待されている。

 そうした中、自らのスタイルを取り戻すための大きな決断だった。

「神戸の印象は2年前に天皇杯を取って、初めてタイトルを取って、これからのチーム。タイトルを積み重ねていけるようにしたい」。自らの使命をそう語った大迫は「タイトルを取りたいという思いだけで移籍を決めた。全力を尽くしたいし、何かを成し遂げたい」と力強く意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP