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「まったくの無能」マンUスールシャール監督の解任訴える声も「私だったら解雇する」

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オーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督はヤングボーイズ戦で敗戦を喫し、一部では厳しい目が向けられている。

 マンチェスター・Uは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第1節でヤングボーイズのホームに乗り込み、1-2の逆転負けを喫した。FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで前半13分に先制に成功したが、35分にDFアーロン・ワン・ビサカが一発退場。後半21分にヤングボーイズに追い付かれてしまった。

 数的不利の状況で、指揮官は後半27分、C・ロナウドとMFブルーノ・フェルナンデスに代えてFWジェシー・リンガードとMFネマニャ・マティッチを投入した。

 スールシャール監督は「試合が70分以上経過したところで、土曜日も今日も選手たちはたくさん走っていた。その分もちろん負担がかかるので、ネマニャ(・マティッチ)のボールキープの経験と、ジェシー(・リンガード)の足が欲しかったんだ」と交代策の意図を明かし、退場の場面についてはこう語った。

「アーロン(・ワン・ビサカ)のタッチは行き過ぎだったから、彼にカードが与えられた理由は理解できる。ただ彼の足の先に当たっているので、決して危険なタックルではない。(サッカー選手は)時にひどい怪我をすることもあるが、今回は決して無謀で悪質なものではない。とはいえ、ボールを持った後に行ってしまったのはおそらく少し経験不足だったのではないだろうか。だが、選手もケガはしなかった。10人になったらもちろん試合は難しくなってしまう」

 1-1で迎えた後半アディショナルタイムにリンガードのパスミスを奪われ、決勝点を献上した。

「集中力を欠いてしまうと、ミスをしたときに罰を受けることになる。去年のユーロでもそうだった。バシャクシェヒル戦では、非常にずさんなかたちでカウンターアタックを許してしまい、その試合に負けてしまった。今日の試合では、ジェシーが最後の数秒で安全にプレーしようとして、たったひとつのパスミスでゴールを許してしまった。サッカーではよくあることだ」

「去年よりも難しい課題を与えられたことはわかっている。しかし、昨年は2試合を終えた時点で、誰もが私たちが勝ち残ると思っていた。突破には勝ち点10か12は必要だ。そのためにはホームで勝ち、アウェーでも1勝する必要がある。今回勝ち点3を得る機会を失ってしまったが、次にホームゲームが2つあるので、それにも集中するつもりだ」

  スールシャール監督はそう前向きに語っていたが、一部では解任論も浮上している。英『メトロ』によると、元チェルシーのジェイソン・カンディ氏はスールシャール監督を解任し、アントニオ・コンテ氏を新監督に招へいするべきだと主張した。同氏はスールシャール采配を厳しく批判したうえで、「彼(スールシャール)がまったくの無能であることを示していた。私だったら監督を解雇する」と持論を展開している。

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