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知念土壇場ヘッド!劇勝続きの首位川崎F、4連勝で2位横浜FMと9差に! 湘南は逃げ切れず

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FW知念慶が劇的な決勝ゴール

[9.26 J1第30節 川崎F2-1湘南 等々力]

 J1第30節が行われ、等々力陸上競技場では首位川崎フロンターレと{c|湘南ベルマーレ}}が対戦し、川崎Fが2-1で逆転勝利をおさめた。“神奈川ダービー”を制した川崎Fは勝ち点を75に伸ばし、2位横浜FMとの差を9ポイントに広げた。

 約4か月ぶりのホームゲームとなった川崎Fは22日の鹿島戦(○2-1)から7人を変更し、前節決勝ゴールを奪ったFW宮城天が先発に名を連ねた。DF谷口彰悟がボランチの一角に入り、4-4-2の布陣。対する湘南は天皇杯・G大阪戦から先発11人を入れ替え、3-5-2の布陣。前日、降格圏の17位徳島が勝利し、勝ち点1差に迫られている。

 序盤は川崎Fが攻撃の形をつくり、前半10分、MF遠野大弥の縦パスで抜け出したFW小林悠が切り返して相手DFをかわし、左足シュート。決定的な形だったが、これはGK谷晃生が至近距離でビッグセーブ。すると、試合を動かしたのは湘南だった。

 前半15分、高い位置でMF平岡大陽がボールを奪い、狭いエリアで横パスを出すと、PA左を縦に仕掛けたFW大橋祐紀がクロス。するすると前線へ飛び出したMF田中聡が右足で押し込み、幸先良く先制に成功した。

 前半17分にもFW大橋祐紀が1対1の決定機を迎えたが、飛び出したGKチョン・ソンリョンの好セーブに遭う。すると32分、湘南は平岡が負傷交代となるアクシデント。MF山田直輝との交代を余儀なくされた。湘南が優位に試合を運んだが、追加点は奪えず、1-0で前半を折り返した。

 川崎Fは後半開始と同時に3枚替え。MF橘田健人、DF登里享平、FWマルシーニョを投入。4-3-3にシステムを変更して押し返したが、再び一進一退の展開となる。それでも、後半20分に小林を下げてMF家長昭博を投入すると、直後に待望の一点が生まれた。

 後半21分、右後方からDF山根視来が浮き球を蹴り込むと、大きくジャンプしたDF旗手怜央がドンピシャヘッドで叩き込んだ。試合を振り出しに戻した川崎F。1-1のまま試合終了かと思われたが、終了間際にドラマが待っていた。90+4分、家長のクロスに反応したFW知念慶がヘッドで合わせ、土壇場で逆転に成功。2-1で競り勝ち、2試合連続で劇的勝利をおさめた川崎Fは4連勝を飾った。

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