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サウジ戦は「完全アウェー」を覚悟…猛暑ジッダで有観客開催

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17年9月のロシアW杯最終予選でもジッダでサウジアラビアと対戦し、0-1で敗れた

 日本サッカー協会(JFA)は28日、10月7日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(ジッダ)、同12日のオーストラリア戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。

 最終予選初戦でオマーンに0-1で敗れた森保ジャパンにとって、序盤のヤマ場となる強豪との2連戦。サウジアラビア、オーストラリアはともに2連勝中で、日本としては負けられない2試合になる。

 森保一監督は「最大の勝ち点をつかみ取れるように全力を尽くしたい」と、勝ち点6獲得を目指すと宣言。猛暑のジッダでの対戦となるサウジアラビア戦に向けても「厳しい戦い、難しい戦いになることは覚悟して戦わないといけない。その中でも勝ち点3を目指して戦うことに変わりはない」と強調した。

 サウジアラビア戦のキックオフ時間は未定。反町康治技術委員長は「夜でも早い時間と遅い時間では気温、湿度が違う。(キックオフ時間は)分かり次第、お伝えしたい」と話すにとどめた。反町委員長によると、コロナ禍の中、スタジアムの収容人数は上限60%に設定されているという。試合会場のキング・アブドゥラー・スポーツシティは約6万人収容。約3万5000人のアウェーサポーターが詰めかけることになりそうだ。

「完全アウェーという形になると思う。(現地の観客は)マスクをしている人が多いかというと、そうではない感覚もある。日本のように手拍子だけで応援する感じではなく、我々にとってはアウェー感の強いゲームになると思う」。反町委員長がそう警戒すれば、森保監督も「サウジアラビアは攻撃力のあるチーム。多くのサポーターの後押しを受けて圧力をかけてくると思う。アウェーの雰囲気の中でもしっかり戦えるように、メンタル的にも戦術的にも準備しないといけない」と力説した。

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