パリSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の優勝候補として数クラブの名前を挙げたが、リバプールは含まれなかったようだ。英紙『ミラー』が伝えている。

　今季の欧州CLでパリSGは初戦でクラブ・ブルージュと引き分けながらも、第2節でマンチェスター・Cを2-0で下してグループAの首位に。好スタートを切ったものの、メッシはビッグイヤーを掲げる実力を持っているクラブが、欧州には多数存在することを理解している。

　そして、『レキップ』に対し、プレミアリーグには3つの「素晴らしいチーム」があると主張しており、チェルシーやマンチェスター・C、マンチェスター・Uの実力を高く評価。一方で、優勝候補としてリバプールの名前は挙がらなかったようだ。

「パリSGに注目が集まっているのは事実だけど、チェルシーやマンチェスターの2チーム(シティとユナイテッド)、レアル・マドリーやインテル、バイエルンと他にも非常に強いチームがある」

　レアル・マドリーは欧州CL史上最多となる優勝回数を誇り、バイエルンやインテルは昨季の国内リーグを制した。しかし、パリSGはリーグアンのタイトルを逃しており、マウリシオ・ポチェティーノ監督は、集団としてのプレーの必要性を強調している。

　メッシはこれらのコメントを受け、欧州の他のビッグクラブを「素晴らしいチーム」と位置付け。そして、パリSGの現状についても話している。

「僕たちは個々人だと素晴らしいけど、チームを形成するためにはお互いをよく知らなければいけない。重要なタイトルを獲得するには、チームとしてプレーしなければならないんだ。この点に関して、多くの経験があるクラブに比べると、僕たちはまだ一歩遅れている」

「ここで欧州CLを制することは、誰もが夢みることだよ。クラブは数年前からこの目標に向かって努力しており、近年は惜しいところまできている。バルセロナにいたといも話したけど、僕個人としても欧州CLを制覇したいと思っているよ」

---

●チャンピオンズリーグ(CL)21-22特集