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深刻な財政難のバルセロナ、前会長が現体制に反論「破産の危機に晒されたことはない」

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バルセロナ前会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏

 バルセロナの前会長ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏は、ジョアン・ラポルタ現会長らを批判する声明を発表したようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 深刻な財政難に陥るバルセロナ。先日には、フェラン・レベルターCEOが「我々が着任した3月の時点で、クラブが破産する可能性もあった。キャッシュフローはなく、給料の支払いも困難だった」とし、さらに前体制について「彼らは選手に給与を支払えるかどうかなんて考えていなかった」とコメント。新体制は、バルトメウ政権時代の経営を批判するようなコメントを度々発している。

 これを受け、バルトメウ氏は声明を発表したようだ。現体制が出した数字はバルトメウ体制の失敗を誇張しているとしつつ、以下のように指摘している。

「パンデミックにより、クラブは2020-21シーズンに最低でも3億3000万ユーロの収入を失った」

「シーズンを終えた理事会は、この決算の責任者の一端でしかない。いかなる方法、いかなる時でも、クラブが破産の危機に晒されたことはない」

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