無所属の状態が続くMFジャック・ウィルシャーが、現役続行への意欲を口にしている。

　昨シーズン終了後、チャンピオンシップに所属するボーンマスからの退団が発表されたウィルシャー。元イングランド代表MFは所属先が決まらずに、現在は古巣であるアーセナルのトレーニングに参加している。さらに先月、アカデミーのチームを務めるペア・メルテザッカー氏を助けるために、コーチとして若手選手たちへの指導を行った。

　このままオファーがない場合は、コーチ業へのシフトも考えられるが、ウィルシャーは『スカイスポーツ』で現役を続行したい意思を示している。

「今は、コーチングバッジを作成していて、クラブもそれを手伝ってくれている。アカデミーの子供たちに教えているんだ」

「確かに教えることは楽しいし、将来的なことを考えると素晴らしいことだよ。でもまだプレーしたいと思っている」

「プレーすることで、多くのものを与えることができるはずだ。だから今すぐにプレーをやめて、コーチのキャリアを歩むようなことはしたくないんだ」

　またウィルシャーは、アーセナルでのトレーニングについてもコメントした。

「人生の多くを過ごした場所で、古いチームメートの顔を見ることができて嬉しいよ」

「素晴らしい選手とのトレーニングは最高だね。周りのクオリティは、僕が前進するために有益なことだよ。1月まではここにいる。まだどのクラブからもオファーは届いていないけれど、何かが起こることを願っている」

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