今夏からロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに加入したMF三笘薫は、16日のベルギー・リーグ第11節スラン戦でリーグ戦初ゴール、そしてハットトリックも達成した。古巣・川崎フロンターレのマスコットふろん太が反応している。

　川崎Fの育成組織出身の三笘は、筑波大を卒業後、川崎Fでプロデビュー。ルーキーイヤーでリーグ戦13得点を挙げ、新人では史上5人目となる2桁得点を記録した。今夏、プレミアリーグのブライトンに完全移籍し、現在はサンジロワーズにレンタルされている。

　9月12日のリーグ戦第7節で初出場を果たすと、21日のカップ戦で初ゴールを記録。そして今節、前半に2点ビハインド、さらに1人退場という状況で、三笘は後半から投入される。そこから3得点を挙げ、4-2の逆転勝利の原動力となった。

　Jリーグを席巻した突破力を見せつけた三笘。実力を知る日本のファンは、昨夜から驚きと喜びを示している。近くでプレーを観てきたふろん太もその一人のはずだが、身内だからこその“照れ”を垣間見せた。

　ふろん太は自身のツイッター(@kawasaki_f)を更新。「カオルがなんかすごかったみたいだけど、僕たちは、ま、そうだろうねぇって、それほど驚いてもいない」と冷静。「もっと出場時間を増やして、もっとゴールしてほしいな」とさらなる活躍に期待を寄せた。

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