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バイエルンの名誉会長が明かす過去の意外な監督候補は?「彼を呼ぶだけの勇気はあったが…」

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バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長

 バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は、過去にはとある現在もブンデスリーガクラブ指揮官を務める監督の招へいを検討していたようだ。

 長年バイエルンの選手、マネジャーや会長を務め、クラブを象徴する存在とも言えるヘーネス氏は2019年11月に退任。地元ラジオ『Antenne Bayern』のトーク番組に出演し、その中で現フライブルク指揮官のクリスティアン・シュトライヒ監督をバイエルンに誘う考えがあったことを告白した。

 パーソナリティに「バイエルン以外で優勝しても最も憎めないクラブは?」と問われた際、ヘーネス氏は「その場合はボルシア・メンヒェングラットバッハ…いや、フライブルクだね」と返答。このように説明した。

「フライブルクではファンタスティックな人物が監督を務めている。彼には何でも譲っても良いくらいだよ。彼のことを大好きなんだ。一度、うちでどうだろうと考えたこともある。正直、私には彼を呼ぶだけの勇気はあったよ。結局、内部でちょっと話に上がっただけで終わったけどね」

「彼は選手たちを抱き締め、ゴールが決まると、喜びのあまりプレーヤーたちより高く飛び上がる。あの人間性、あの深みのある性格……本当に素晴らしい。(幹部との)食事会もいつも最高だった。彼らはサッカーに対して、本来そうあるべきの情熱を抱いている」

 なお2011年12月にフライブルクのU-19チームのコーチからトップチームに引き上げられたシュトライヒ監督は現在、欧州主要リーグで最も在任期間が長い現役監督。団結力の高いサッカーが特徴で、比較的低予算ながらここ数年は中位フィニッシュが続き、今シーズンは第8節消化時点まで唯一負けなしで4位と好スタートを切っている。

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