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リバプールがA・マドリーとの打ち合い制して3連勝! サラーは9戦連続弾、グリーズマンは躍動2発も無念の一発退場

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FWモハメド・サラーが公式戦9試合連続ゴール

[10.19 欧州CLグループB第3節 A・マドリー2-3リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日にグループリーグ第3節を行った。グループBでは、MF南野拓実が所属するリバプールアトレティコ・マドリーと対戦。3-2で勝利を収めた。ベンチスタートの南野に出番は来なかった。

 2連勝のグループ首位リバプールと、1勝1分の2位A・マドリーによる大一番。A・マドリーは2トップにFWジョアン・フェリックスとFWアントワーヌ・グリーズマンを起用する。4-3-3の布陣を敷くリバプールは、前線3枚にFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネを置いた。

 試合は前半から大きく動く。リバプールは前半8分、サラーが右サイドからのカットインで相手選手を立て続けにかわし、左足シュートをゴールに突き刺す。公式戦9試合連続ゴールで先制点を奪取した。さらに13分にはMFナビ・ケイタがPA手前から相手選手のクリアをダイレクトボレーで叩き込み、2-0と点差を広げた。

 しかし、その後はA・マドリーが反撃に出る。前半20分、左CKからMFトマ・ルマルがPA左に進入し、PA手前のマイナス方向にパス。MFコケが低い弾道のシュートを放つと、ゴール前のグリーズマンが触り、ゴールに流し込んだ。

 さらに、A・マドリーが得点を挙げる。前半34分、J・フェリックスが左サイドから中央に切り込んでパス。そのタイミングに合わせて走ったグリーズマンがトラップからPA左に進入する。左足シュートをゴール右隅に流し込み、2-2と試合を振り出しに戻した。

 2-2で前半を終えると、両者は互いに交代カードを切る。A・マドリーは3バックで起用していたMFジョフレイ・コンドグビアを下げ、DFホセ・ヒメネスを投入。リバプールはケイタを下げ、DFファビーニョをアンカーに据えた。

 白熱した試合は、後半7分に流れが変わる。グリーズマンがボールを追ったタイミングで足を上げてしまい、前方から迫っていたフィルミーノの顔を直撃。主審がレッドカードを出し、グリーズマンは一発退場となった。

 攻勢を強めるリバプールは、後半18分に2選手を交代。マネとMFジェームズ・ミルナーに代えて、FWディオゴ・ジョタとMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを入れた。

 リバプールは後半32分に大チャンス。ジョタがPA内でDFマリオ・エルモソに倒され、PKを獲得する。キッカーはサラー。冷静にゴール左隅に決め切り、今大会5点目、欧州CL通算30ゴール目となる勝ち越し点を挙げた。

 しかし、A・マドリーも後半36分に同点のチャンスに。FKがPA内に蹴り込まれると、ヒメネスがジョタに倒される。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックにより、ファウルは認められず。PKを獲得することはできなかった。

 試合はそのまま終了し、リバプールが3-2で勝利。3連勝で首位をキープした。11月3日の第4節では、リバプールの本拠地で再びA・マドリーと対戦する。

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