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ベンゼマ関与疑い“セックステープ恐喝事件”の裁判始まる…被害者バルブエナは当時の様子を明かす

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フランス代表時代のマテュー・バルブエナとFWカリム・ベンゼマ

 レアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマが被告人とされる裁判が始まった。

 2015年に起きた元フランス代表FWマテュー・バルブエナが被害に遭った“セックステープ恐喝事件”。バルブエナのセックステープ流出をちらつかせて金銭をゆすり取ろうとしたフランスフットボール界を揺るがしたスキャンダルに元フランス代表FWジブリル・シセとともにベンゼマが関わっていたことが発覚した。

 これを受け、関与を否定したものの、今夏に再召集されるまでフランス代表から事実上の追放状態だったベンゼマの裁判が20日に被告人欠席の状態で開廷された。

 被害者のバルブエナはこの日の裁判について「フットボールは僕の人生だ。あのビデオが出回れば僕のフランスチームでの状況が難しものになると理解していた」と話し、当時の状況を振り返った。

「彼が僕と話したいと言ってきたとき、あのようなことを言ってくるとは考えていなかった。会話の中で、ショックを受けた。僕は彼が信頼する仲介人みたいな人間と会うことを強要された。この件から6年が経った。ほぼ全員を裁判の中で見かけた。カリムがいなかったのは残念だった。6年間もこの時を待っていた」

 なお、仮にベンゼマが恐喝事件の共犯だったことが確定すれば、最大5年間の実刑判決を受ける可能性がある。また、7万5000ユーロ(約100万円)の罰金の支払いも命じられるようだ。
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