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「恐ろしい結果になってしまった」5失点大敗の柏ネルシーニョ監督、ロッカールームで選手にかけた言葉は…

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柏レイソルネルシーニョ監督

[10.22 J1リーグ第33節 浦和 5-1 柏 埼玉]

 今季初の5失点を喫しての大敗。試合後、柏レイソルを率いるネルシーニョ監督は「恐ろしい結果になってしまった」と声を落とした。

 前半15分、縦パスをつなげられると、最後はMF汰木康也に決められて早々と先制点を献上。ここで、立て直すことができなかった。6分後の同21分にMF関根貴大にPKを沈められると、その2分後の同23分にはクロスのこぼれ球を汰木に鮮やかに蹴り込まれてしまった。

 先制点から8分間での3失点。一気に試合の流れを持っていかれた。この序盤の展開を指揮官も悔やむ。

「前半に立て続けに得点を許したことで、当然ながら相手も勢い付いた。得点部分だけに限らず、浦和さんは前半から非常に良い入りができていた。今日の結果、ゲーム展開というのは妥当だと思う」

 前半33分にMFマテウス・サヴィオが1点を返したものの、同45分にFWキャスパー・ユンカー、後半14分にMF江坂任にゴールを許し、今季最多の5失点を喫して1-5の大敗。「結果を見ても分かるように、恐ろしい結果となってしまった。我々が今週準備してきた形というのが、何一つうまく機能しなかった」と唇を噛んだ。

 しかし、下を向いてはいられない。試合後のロッカールームでは「今日の結果に満足している選手はいないと思う。このような機会を悪く受け止めず、自分自身に何ができたのか、何が足りなかったのか自問自答する時間に充ててほしい」と選手に声をかけたように、大敗も糧としながらリーグ戦残り試合に挑んでいく。

(取材・文 折戸岳彦)
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