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U-22日本代表として自身初の国際大会へ…明治大MF佐藤恵允「今までやってきたことは間違いじゃなかった」

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U-22日本代表MF佐藤恵允(明治大)

日の丸の誇りを胸に、U-22日本代表MF佐藤恵允(明治大2年)は自身初の国際大会に臨む。
 
「選ばれたときは、今までやってきたことは間違いじゃなかったと感じました」。世代別代表には縁がなかったが、明治大で進化を遂げると今年5月末、U-20日本代表候補に初招集された。続いて今月上旬、U-22日本代表候補合宿でもアピールに成功し、U23アジアカップ予選に臨む23人に生き残った。

「大学、明治に入ってずっと積み重ねてきたものを出して、アピールしてここにつながったと思うので、今までやってきたことは間違いじゃなかったと感じます。初めての国際試合、国を代表する自覚と誇り、責任をもって、大学生らしくどん欲にチャレンジしていきたいなと思っています」

 今月6日に行われた横浜FMとの練習試合では自陣から約60mを力強くドリブルで独走し、自ら左足シュートでゴールネットを揺らす見せ場をつくった。「得意としているものが全面に出たと思う。自信もついた」。前回の合宿では惜しくも決定機を逃す場面もあったが、「代表が終わった期間にも突き詰めてやってきたので、課題を克服したところを見せられれば」と意欲を燃やす。

 前回の合宿に続いて、今大会も4-3-3のウイングの位置で起用が予想される。「自分は前への推進力を武器としているので、一番はゴールに直結するプレーだったり、ゴールを決めることで自分を示していければいいなと思う」。得点に絡むプレーを目指しつつ、「守備の部分でも泥臭く、チームのためになるプレーをしていきたい」とフォアザチームを誓う。

 来年6月ウズベキスタン開催予定の本大会出場権獲得へ、26日にカンボジア代表、28日に香港代表との対戦が控えている。「国際試合なので、球際のところなどはすごく強くくると思う。自分の持ち味はゴリゴリいくこと。自分もパワーとスピードを持って崩せれば」とイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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