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乾貴士が10年ぶりのJ復帰弾! C大阪は2発逃げ切りで連敗ストップ、2位・横浜FMは痛恨黒星で首位と勝ち点12差

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MF乾貴士がJリーグで10年ぶりゴール

[10.24 J1第33節 C大阪2-1横浜FM ヨドコウ]

 J1リーグは24日に第33節を行った。セレッソ大阪横浜F・マリノスの対戦は、C大阪が2-1で勝利。MF乾貴士の10年ぶりのJリーグでの得点とFW加藤陸次樹の追加点で、連敗をストップさせた。

 ルヴァン杯決勝、天皇杯準々決勝とカップ戦を勝ち残す12位・C大阪。4-4-2の布陣を敷き、GKはキム・ジンヒョン、4バックはDF松田陸、DF西尾隆矢、DF瀬古歩夢、DF丸橋祐介が並ぶ。ボランチ2枚はMF喜田陽とMF藤田直之。右サイドはMF坂元達裕、左サイドは乾を配置し、2トップはFW松田力と加藤が起用されている。

 一方、首位の川崎フロンターレを追いかける2位・横浜FM。王者は直前の試合でも勝利を収めており、勝ち点1も落とせない。4-2-3-1の布陣で、GKは高丘陽平、4バックはDF松原健、DFチアゴ・マルチンス、DF實藤友紀、DF小池龍太。ボランチ2枚はMF渡辺皓太とMF岩田智輝を配置。2列目は右がMF仲川輝人、トップ下がMF水沼宏太、左がMF前田大然で、1トップはFW杉本健勇が入った。

 前半6分から試合は動く。C大阪は、左サイドの乾が喜田とのワンツーでPA左に進入。細かいステップで相手守備陣を揺さぶり、右足シュートを放つ。すると、ボールはチアゴに当たり、軌道が変わってそのままゴールに吸い込まれた。乾は今夏にJリーグ復帰。2011年7月31日の鹿島アントラーズ戦以来となる10年ぶりのゴールとなった。

 さらに、C大阪は前半21分に流れるような追加点。キム・ジンヒョンからのフィードを、藤田が胸トラップで前方に落としながら素早くスルーパスを送る。松田力が反応してPA左から折り返すと、走り込んだ加藤がワンタッチで沈めた。

 その後もC大阪は、走力のある2トップを中心にチャンスを作る。一方、なかなか反撃に出られない横浜FMだが、前半43分に1点を返す。水沼の左CKを實藤がヘディングシュート。前半終わり際という良い時間帯に得点を奪い、1-2で前半を折り返した。

 ハーフタイムで両者ともに交代はなし。横浜FMは前田を中央に移動させ、2トップに変更。両サイドに水沼と仲川を置いた。徐々にリズムを掴むと、後半14分には右サイドでFKのチャンス。水沼が蹴り上げ、實藤が再びヘディングシュートを放つが、ミートせずにゴール上に外れた。

 C大阪は後半15分に選手交代。松田力が足を痛め、担架でピッチ外に退くと、MF清武弘嗣が出場する。そのまま2トップの一角でプレーをした。横浜FMも2枚替え。同26分に水沼と杉本を下げ、FWエウベルとFWレオ・セアラを投入。それぞれ同位置に入り、攻勢を強めていく。

 さらに、C大阪は2枚替え。後半32分に西尾と加藤が下げ、DF進藤亮佑とFW大久保嘉人を出場させる。さらに同39分には、横浜FMが仲川に代えてFW宮市亮を、C大阪は乾に代えて、FW豊川雄太が入った。

 そのまま試合は終了し、C大阪は2-1で連敗ストップ。一方、2位・横浜FMは首位・川崎Fと勝ち点12差となってしまった。

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