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大物4監督が退場の波乱セリエA、名将サッキ氏が見解「モウリーニョは道化役者」

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 イタリア人指揮官のアリゴ・サッキ氏が、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じてローマジョゼ・モウリーニョ監督について自身の見解を示した。

 先週末に行われたセリエA第9節では、イタリアダービーやローマ対ナポリなどビッグマッチが組まれて白熱した展開となったが、リーグを代表する大物監督4人がレッドカードを受けて次戦で資格停止となるなど物議をかもした。

 その中の1人が24日のナポリ戦(0-0)で抗議により2度の警告を受けて退席したモウリーニョ監督。サッキ氏は今夏、11年ぶりにセリエAに復帰したポルトガル人指揮官について見解を示した。元ミランの名将は舞台がセリエAであるからこそ、モウリーニョが派手なパフォーマンスを行ったと考えている。

「ナポリは良い試合をしたが、過度な闘争心はあまり好きになれなかった。私はイタリア国外の試合も見ていて、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールも見た。モウリーニョも長らくマンチェスター・Uで指揮を執っていたはずだが、当時はナポリ戦のような大げさなパフォーマンスは見たことがなかったように思う。彼はまるで道化役者だよ。偉大な役者だ」

 なお、ローマ対ナポリでは試合終了後にナポリのルチアーノ・スパレッティ監督も退席処分を受けたほか、イタリアダービーではインテル指揮官シモーネ・インザーギが退場。さらに、ウディネーゼと対戦したアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督もレッドカードを受けており、資格停止となるセリエA第10節では、上位5クラブのうちの実に4クラブの監督が不在となる事態となった。

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