beacon

[関東]優勝争い“一騎打ち”、流経大が明大3連覇に待ったかけるか…慶大は逆転残留へ最下位脱出

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF糟谷雄介が2ゴールを決める大活躍

 JR日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ1部の延期分3試合が27日に行われた。

 2位の流通経済大立正大を2-0で下した。前半25分と後半16分にMF糟谷雄介(4年=聖望学園高)が連続してゴールネットを揺らした。

 流経大の勝ち点は35。これで首位の明治大との勝ち点差は4に縮まった。

 30日の最終節を行うが、明大が優勝を決めるためには駒澤大に勝利した上で、流経大が法政大に敗れることが条件となった。駒大も数字上は可能性を残すが、優勝争いは、明大と流経大の一騎打ちの様相になっている。

 なお明大と流経大は直接対決を延期分として残している。リーグ最終戦に組み込まれる見込みで、優勝決定戦になる可能性がある。

 その他の試合では慶應義塾大が駒大に2-1で勝利。1-1の後半42分にFW宮本稜大(3年=國學院久我山高)のアシストからFW{{飯塚亮貴(4年=慶應義塾高)が決めたゴールが決勝点になった。

 拓殖大早稲田大に0-2で敗れたために、連勝で勝ち点を24に伸ばした慶大が11位に浮上。同23の拓大が最下位に沈んだ。

 慶大と拓大は30日の最終節で直接対決を行う。敗れた方はもちろん降格が決まるが、引き分けだと拓大は降格。慶大は他チームの結果次第となり、どちらか勝った方は残留の可能性が大きくなる。

▽第11節
立正大 0-2 流通経済大
[流]糟谷雄介2(25分、61分)

▽第15節
早稲田大 2-0 拓殖大
[早]駒沢直哉(7分)、安斎颯馬(53分)

駒澤大 1-2 慶應義塾大
[駒]土信田悠生(26分)
[慶]宮本稜大(5分)、飯塚亮貴(87分)

■最終節
(10月30日)
立正大 14:00 国士舘大
慶應義塾大 14:00 拓殖大
筑波大 14:00 桐蔭横浜大
早稲田大 14:00 順天堂大
法政大 14:00 流通経済大
明治大 14:00 駒澤大

☆順位表
1 明治大 39(20)
2 流通経済大 35(19)
3 駒澤大 31(19)
4 法政大 29(20)
5 筑波大 28(20)
6 早稲田大 27(19)
7 国士舘大 26(20)
8 桐蔭横浜大 26(21)
9 順天堂大 25(21)
10 立正大 25(21)
11 慶應義塾大 24(21)
12 拓殖大 23(21)
※勝ち点と()内は消化試合数。全22回戦制。

●第95回関東大学L特集

TOP