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ヘディング2発のU-22日本代表FW藤尾翔太「同世代のFWに負けないように」

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U-22日本代表FW藤尾翔太(水戸)

[10.28 AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選 U-22香港代表0-4U-22日本代表 Jヴィレッジスタジアム]

 U-22日本代表の1トップを務めたFW藤尾翔太(水戸)が2ゴールを挙げる活躍を見せた。

「1試合目のカンボジア戦で途中から僕も出たんですが、みんなが点を取っていて、僕もベンチから見ていて結果を残したい気持ちが強かった。2試合目で結果を残せて、チームで一番点が取れたので良かったです」

 前半14分、左サイド深い位置からDF畑大雅(湘南)がクロスを入れると、ヘディングシュートで先制のネットを揺らし、先制点。後半4分にもDF佐古真礼(藤枝)のクロスに反応し、ゴール前に走り込んだ藤尾が再びヘッドで合わせ、連続ゴールを挙げた。

 今年6月、C大阪から水戸へ期限付き移籍。J2リーグ16試合に出場し、6ゴールと結果を残している。「やっぱり試合に出ていない時よりも出ている時の方が動きのキレがあるし、ゴールの感覚も研ぎ澄まされている。そういう部分はしっかり試合に出て、結果を残しているからこそだと思う」。水戸で手応えをつかみ、代表での活躍につなげた。

 連勝を飾った日本は、来年6月ウズベキスタン開催の本大会出場を決めた。U23アジアカップ、その先のパリ五輪へ、エースとして生き残るために競争は続く。「まずは日常のチームや試合で、ほかのFWよりも得点を取っていかないといけない。同世代のFWに負けないように、結果で示していきたい」と意気込みを語った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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