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南米連盟はW杯の隔年開催に反対へ…公式声明で「不参加」表明

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 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は27日、国際サッカー連盟(FIFA)主導で進められているワールドカップの隔年開催に反対姿勢を示した。同日にパラグアイで行われた評議会で反対する決議を行ったという。

 CONMEBOLは27日に発表した声明で「FIFAが推進する変更に理由、利益、正当性はない。CONMEBOL加盟10か国は2年ごとに開催されるW杯には参加しないことを確認した」と立場を表明。「問題のプロジェクトは地球上で最も重要なスポーツイベントの一つの歴史を無視し、100年間にわたる世界のサッカーの伝統に背いている」とした上で、現行の大会方式を支持すると伝えている。

 W杯の隔年開催をめぐっては、FIFA主導でプロジェクトが進められており、元ブラジル代表のロナウド氏、ロベルト・カルロス氏らレジェンド選手も支持をアピール。南米連盟とは対立構図となっている。

 また欧州サッカー連盟(UEFA)も反対姿勢を示している一方、アジアサッカー連盟(AFC)は「歓迎」の意向。AFCに加盟する日本サッカー協会(JFA)は「まだヒアリングをしている状況なので、JFAとしてどうするかまでは行きついていないのが現状」(反町康治技術委員長)というステータスとなっている。

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