beacon

伊藤洋輝、カップ戦敗退もチーム最高タイ評価!シュツットガルト地元紙が“賢さ”やフィード力称賛

このエントリーをはてなブックマークに追加

 シュツットガルトは、27日に行われたDFBポカール2回戦のケルンとのホームマッチを0-2で落とし、敗退が決定した。しかし地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』は、先発出場したDF伊藤洋輝にチーム最高タイの評価を与えている。

 シュツットガルトは、新型コロナウイルス感染から回復のDFワルデマー・アントンがベンチスタート。ここ2試合その代役を務めた伊藤は、公式戦3試合連続で主将・MF遠藤航らとともに先発出場を果たした。試合は71分に途中出場のFWアントニー・モデストが1分後にこぼれ球を押し込むと、77分にも左からのクロスに反応し追加点を奪取。スコアはそのまま動かず、ケルンが3回戦進出を決めた。

 それでも『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』は、3バックの中央でフル出場した伊藤のプレーを高く評価。チーム最高タイの「2.5」と採点し、GKファビアン・ブレドロウ、DFコンスタンティノス・マブロパノスと並んでいる。「長い間、ケルンが危険なフィニッシュに持ち込めなかったのは彼のお陰でもあった。日本人選手は相手パスコースを賢く塞ぎ、常に相手選手との距離を詰めていた。40メートルのパスもマスターしていることを示し、良い試合を見せたと言えるだろう」との評価している。

 また、同じくフル出場の遠藤に対する同紙の評価は「3」と及第点。複数ポジションでプレーしたブンデスリーガ前節ウニオン・ベルリン戦を引き合いに出しつつ、ケルン戦では「オレル・マンガラの起用により、守備的MFで典型的な戦術家としてプレー。そして、いつもの姿を見せている。頼もしかったが、決定的なアクセントを加えることができなかった」との寸評を掲載した。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP