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J1初先発のC大阪DF鳥海、「最後のところで…」と悔やまれる敗戦

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CBでフル出場を果たしたC大阪DF鳥海晃司

[11.7 J1第35節 柏1-0C大阪 三協F柏]

 ジェフユナイテッド千葉の下部組織出身で、明治大学を経て2018年に千葉加入したDF鳥海晃司。ルーキーながら開幕戦に途中出場を果たしてプロデビューを飾ると、そのシーズンは24試合に出場した。翌2019シーズンは24試合、2020シーズンは31試合と出場試合数をのばしていくと、今シーズンからセレッソ大阪へと完全移籍し、戦いの舞台をJ1に移した。

「移動をともなう過酷な日程」(小菊監督)だったこともあり、C大阪は柏戦ではメンバーを入れ替えて臨み、センターバックは、鳥海とDFチアゴが並んだ。柏に押される展開の中、0-0で試合は進んでいたが、終了間際の後半41分にDF大南拓磨に決勝点を許す失点の間際にはチアゴが負傷交代するなど、不運な側面もあったが、C大阪は3試合ぶりとなる黒星を喫した。

 J1初先発となった鳥海は、「今日はチームとしても我慢の戦いが続いた中で、最後のところでやられてしまったのがすべてかなと思います」と自身のプレーを回想した。

 10月24日からの15日間で、J1を3試合、ルヴァン杯決勝、天皇杯準々決勝と、5連戦を終えたC大阪。小菊昭雄監督は、「全員が最後まで戦ってくれて、走りきってくれたことに感謝しています」と評価する一方で、「チーム全体でビルドアップの質をあげていくところをつきつめていきたい」と今後の課題を挙げる。今節を終えて、J1は国際Aマッチウィークによる中断に入り、次節は20日に開催。C大阪はホームに、王者・川崎Fを迎える。

(取材・文 奥山典幸)
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