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FW起用に感謝する古橋亨梧「スキあらば裏を、スキあらばシュートを」

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日本代表のFW古橋亨梧(セルティック)

 日本代表のFW古橋亨梧(セルティック)が12日、オンライン取材に応じ、後半30分からの出場となったカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(○1-0)を振り返った。

 10月のオーストラリア戦に続き、1トップでの起用となった古橋。「追加点を狙いに行っていたし、相手も勢いがあったので、相手の背中を取るという特徴を出せたらと意識していた」一方で、守備では「切り替えを速くして、なるべくパスコースを限定したり、後ろの選手を楽にできるようにとやっていた」という。

 だが、鋭い動き出しに合わせたパスが出る場面は少なく、チームも追加点を奪えないまま試合を終えた。

 それでも古橋は「代表でもやり続けることが大事。よりコミュニケーションを取っていって、自分の特徴を周りと話していかないといけない。裏を狙うだけでなく、作りの部分でも間でスペースを見つけて、ボールを引き出して、はたくことをやっていかないといけない」と自身に矢印を向け、さらなる改善に取り組もうとしている。

 そうしたトライはセルティックで続けていたのと同じだ。

「セルティックでも徐々に周りの選手を見ながらやっているので、僕ができなかったことにもトライして代表でもやっていきたい。結果はあと少しのところなので、いまはFWでゴールに近いところにいるので、もっと相手と駆け引きして、スキあらば裏を狙う、スキあらばスペースを作ってシュートを狙うということをもっとやっていかないといけない」。

 1トップでの起用は古橋にとって願ってもないチャンス。「すごく信頼してもらえている感じがするので、信頼を裏切らないように結果で恩返ししたい。もっともっとやらないといけない」と森保一監督への思いも語った古橋はストライカーへの意識を次のように口にした。

「ゴールに近く駆け引きしやすいポジションでやらせてもらっていて、居心地が良いし、これまで結果も出せているのもある。まだまだチャンスも逃していることもある中、自分の強みが出せるポジションかなと思っている。どのポジションでも僕の持ち味は出せると思うけど、セルティックでは1トップで試合に出させていただいているので、いまはFWのほうが一番やりやすいポジションだと個人的に思っている」。

 だからこそ、16日のオマーン戦では結果につながる活躍を誓った古橋。「何分出ようが、どれだけ時間が短くてもFWは結果が求められるので、どんな時間でもゴール、アシスト、チームが勢いづくプレーをしないといけない」と力を込めた。

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