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キャリア初の経験も…負傷癒えた堂安「2回も同じ相手に負けられない」

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日本代表MF堂安律

 10月シリーズでは悔しい途中離脱を経験した。しかし、負傷は癒え、所属クラブでも結果を残して日本代表に合流した。MF堂安律(PSV)は、16日オマーン戦に向けて「心の底から喜べるような勝ち方をしたい」と意気込みを示した。

 10月のカタールW杯アジア最終予選に臨む日本代表に招集されていた堂安だったが、負傷でチームを途中離脱。トレーニング中に膝を負傷した影響で、所属するPSVでの活動も休止せざるを得なかった。「サッカーがしたくて、ウズウズしていた3、4週間だった。怪我でこんなに休むのはキャリアで初めてだったので、メラメラしていた」ようだが、大きな刺激も受けたという。

「(日本代表が2-1で勝利した)オーストラリア戦をテレビで見て刺激をもらったし、PSVでは僕より年下の選手が活躍して『俺、何しているんだ』という気持ちにもなり、焦りや刺激を与えてもらったので、『次は俺の番だ』と思ってピッチに立てた」

 負傷離脱から約1か月後の11月4日、UEFAヨーロッパリーグ・グループリーグ第4節モナコ戦(△0-0)で実戦復帰を果たすと、7日のエールディビジ第12節シッタート戦(○4-1)では右サイドから送られたボールを流し込み、先制点となる今季2点目を記録した。

「絶好調です」という中での日本代表合流。11日のベトナム戦でチームは1-0の完封勝利を収めたものの、「手放しで喜べたかと言えば、そういうような内容ではなかった選手自身も分かっている」と感じており、「次の試合は心の底から喜べるような勝ち方をしたい」と続ける。

 最終予選初戦オマーン戦では後半18分から出場したが、チームは0-1の完封負けを喫した。オマーンとの“リベンジマッチ”に向け、「2回も同じ相手に負けられないと選手全員が思っている」と語ったように勝利を、そして「心の底から喜べるような勝ち方」を目指す。

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