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JFA女子トップに佐々木則夫氏が就任へ!! 大宮VENTUS総監督は12月4日付で退任

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佐々木則夫

 日本サッカー協会(JFA)は18日、第13回理事会を行い、大宮アルディージャVENTUS佐々木則夫総監督が12月5日からJFA女子委員長に就任することを決議した。初の女性委員長となった今井純子女子委員長は退任となる。

 佐々木氏は2008年から16年にかけて日本女子代表の監督を担い、11年にはドイツで行われた女子ワールドカップで優勝に導いた実績を持つ。

 理事会後にメディアブリーフィングを行ったJFAの須原清貴専務理事によると、佐々木氏は12月4日まで大宮VENTUSとの契約が残っており、満了後の就任となる。

 大宮も同日、佐々木氏が12月5日付でVENTUS総監督と大宮アルディージャトータルアドバイザーを退任することが決まったと発表。「今後は大宮アルディージャシニアアドバイザーとして、豊富な経験と知見に基づき、クラブに対し様々な面から助言等をいただきます」としている。

 佐々木氏は大宮を通じてコメントを発表。「日本の女子サッカーが再び世界一を目指すために、クラブに理解いただいてこの決断をしました。大宮という街は私にとっての聖地ですし、大宮アルディージャ、大宮アルディージャVENTUSは、今までも、これからも、私にとって特別なクラブです。大宮アルディージャVENTUSから世界一になるメンバーが出ることを強く望んでいますし、私自身も微力ながらシニアアドバイザーとして今後もクラブに貢献していければと思っております。ファン・サポーターの皆さん、これからもよろしくお願いします!」と意気込みを述べている。

 また大宮の佐野秀彦代表取締役社長も「クラブ内や本人とも十分に協議を重ねた上で、日本サッカー界、女子サッカー界全体の発展およびなでしこジャパンの強化を最優先に考え、2021-22 Yogibo WEリーグのシーズン途中ではありますが、退任を受け入れることとしました」とした上で「大宮アルディージャVENTUSの設立、WEリーグ参入は佐々木総監督の力あってのものであり、2月のチーム発足からこれまであらゆる場面で牽引していただきました。今後はシニアアドバイザーとして引き続きクラブの成長を支えていただくことになります。ともに日本サッカー界、女子サッカー界を盛り上げていければと考えております」と期待の言葉を綴っている。

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