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韓国代表イ・ガンインが誤って交代…マジョルカ指揮官「彼には気をつけるよう言っていたが、うまくいかないものだ」

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MFイ・ガンインが“伝達ミス”で交代

 マジョルカの韓国代表MFイ・ガンインが、22日のラ・リーガ第14節ラージョ戦(●1-3)で誤って交代させられていたようだ。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。

 MF久保建英の負傷離脱が続く中、イ・ガンインはこの試合でトップ下としてスタメン出場。好パフォーマンスを見せていたが、0-2の後半10分にFWジョルディ・ムブラとの交代でベンチに退いた。

 同メディアによると、スタンドにいたルイス・ガルシア監督から現場スタッフへの指示がうまく伝わらなかったことが原因だという。マジョルカ指揮官は10月31日の第12節カディス戦(△1-1)でレッドカードを受け、今節まで2試合のベンチ入り停止処分を科されていた。

 “伝達ミス”の直後には怒りの声を上げる様子も確認されたというL・ガルシア監督は、イ・ガンインの交代シーンに関して次のように語っている。

「(アシスタントコーチのペドロ・ロストール氏との)コミュニケーションの問題で、イ・ガンインは退かなくてもいいのに退いてしまった。うまくいかない時は、全てがうまくいかないものだ」

「(アシスタントとの電話では)お互いの声がよく聞こえなかった。でもまあ、こういうことはうまくいかないものだし、下にいた者たちを責めるつもりはない。逆に、彼らはできる限りのことをしてくれている。ちょっと居心地は悪いけどね」

 イ・ガンインは10月23日の第10節バレンシア戦(△2-2)で2度の警告を受け、後半早々に退場。今回の一戦でも前半にイエローカードをもらっていた。こうした状況も少なからず影響したのかもしれない。

「私はガンインについて気をつけるように言っていた。なぜなら、バレンシア戦で(イ・ガンインが2枚目の)イエローカードで退場し、交代で下げたのがアントニオ(・サンチェス)だったという経験がすでにあるからだ。しかし、まあ、こういうことはうまくいかないものだね」

 マジョルカは終了間際に1点を返したが、1-3の敗戦で6試合勝ちなし(4分2敗)。L・ガルシア監督は「(イ・ガンインがピッチにいたら)どうなっていたか分からないし、もしかしたらカードをもらっていたかもしれない。勘違い、それだけだ。これが真実であり、我々に起こった状況を隠す必要はない」と受け入れた。

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