サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が27日のセリエA第14節ベローナ戦で先発復帰する見込みであると、地元紙『イル・セーコロXIX』が25日に伝えている。

　2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアに加入すると、港町ジェノヴァで活躍を見せてきた吉田。クラウディオ・ラニエリ退任後の今シーズンも新指揮官ロベルト・ダヴェルサの信頼をつかみ、セリエA開幕から12戦連続でフル出場してチームを支えてきた。

　しかし、今月に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選において日本代表に招集された際に左ひざを打撲したことがイタリアで報じられており、先週末に行われたセリエA第13節サレルニターナ戦を欠場した。

　その後、吉田は個別メニューでの調整を続けてきたが、23日から全体練習に復帰。次節のヴェローナ戦が27日に迫る中、ジェノヴァの地元紙は吉田の先発復帰の可能性を伝えている。「サンプドリアはDFヨシダが完全に回復したことに微笑んでいる。土曜日のヴェローナ戦において、試合開始からプレーに復帰できるだろう」と綴った。

　また、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』も「ディフェンスラインにおいては、サレルノのピッチに立たなかったヨシダが復帰する見込みとなった」と報道。日本代表DFの先発を予想した。『メディアセット』も、「ヨシダが回復。試合開始から守備陣の中央へ戻ってくるだろう」と報じた。

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