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ボローニャOB、冨安健洋を例に若手重視を支持「非難された無名のトミヤスらが巨万の富に」

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 かつてボローニャでプレーした経験を持つMFフランチェスコ・ヴァリアーニが25日、パルマ情報サイト『PARMAlive』のインタビューに応じて古巣などについて語った。

 現在セリエC(伊3部)のピストイエーゼでプレーするヴァリアーニは、かつてボローニャやパルマなどで活躍。今夏、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの加入で脚光を浴びた古巣パルマについて問われる中で、ボローニャのように数年後を見据えた若手主体のチーム作りが重要であるとの見解を示した。

「パルマは米国資本になって資金があるはずだが結果が出ていない? 外部から見ていて、パルマの街やチームを価値化しようという意思が伝わってくる。こういったタイプの投資家は1シーズンの結果はそれほど心配しておらず、長期的な視点でチームの価値を高めようとしているはずだ。目の前の1試合に全力を向けるファンとは違ってね」

 中でも2019年夏に移籍金700万ユーロ(約9億円)でボローニャへ加入し、今年8月に2300万ユーロ(約30億円)でアーセナルへと移籍した日本代表DF冨安健洋らの獲得を成功例として挙げた。

「例えばボローニャの例を見て欲しい。最初、(アンドレアス)スコフ・オルセンや(マティアス)スヴァンベリ、トミヤスのような無名の選手7~8人を連れてきて非難された。若手選手たちを支えて最初は当然のごとく苦労していたが、クラブは後にかつて無名だった選手たちから巨万の富を生んだ」

 また、ヴァリアーニは20年ぶりにパルマに復帰した43歳GKブッフォンの存在感に言及。「選手たちが背後を振り返ると、自分たちのゴールにワールドサッカーを代表する存在がいる。ブッフォンという存在を見るだけでも選手たちの自信になる」と述べた。
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