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冨安はプレミア屈指ドリブラーを封印&絶妙クロスで初アシスト!“ほぼU-25”アーセナルが2発快勝

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初アシストを記録したDF冨安健洋

[11.27 プレミアリーグ第13節 アーセナル2-0ニューカッスル]

 プレミアリーグは27日に第13節を行った。DF冨安健洋が所属するアーセナルニューカッスルと対戦し、2-0で勝利。冨安は右サイドバックでフル出場している。

 FWピエール・エメリク・オーバメヤンとMFトーマス・パーテイの2選手以外は全員25歳以下という若きアーセナル。前節はリバプールに0-4と大敗で無敗記録が途絶え、挽回を狙う。4-4-1-1の布陣で、冨安は4バックの右サイドバックに入った。

 冨安はプレミア屈指のドリブラー、MFアラン・サン・マクシマンとマッチアップ。前半19分には体をぶつけて抑え込むと、同26分にはサン・マクシマンに自陣への進入を許すが、スライディングブロックでピンチを切り抜けた。

 アーセナルはたびたび攻撃を許すが、絶好調のGKアーロン・ラムズデールがスーパーセーブでゴールを守る。さらに、前半31分には冨安が攻撃で魅せる。右サイドからカットインで入り込み、左足でミドルシュート。ゴール右外にわずかに外れたが、その後も積極的に相手ゴールに迫った。

 それでも先制点は遠い。アーセナルは前半41分にオーバメヤンがゴール前で絶好機。相手GKもコースから大きく外れ、あとはシュートを打ち込むだけという場面も、オーバメヤンのシュートはポストを直撃。惜しくも先制ゴールとはならなかった。

 前半はスコアレスで折り返すと、後半11分に待望の先制点。敵陣PA付近のMFブカヨ・サカが左サイドのMFエミール・スミス・ロウに戻し、スミス・ロウからDFヌーノ・タバレス、そしてPA左のサカにパスが通る。サカは左足シュートをゴール右に突き刺し、今季2点目で均衡を破った。

 だが、直後にアーセナルにアクシデントが発生。サカが負傷で途中交代となる。出場したのはFWガブリエル・マルティネッリ。すると、後半21分にファーストタッチで今季初得点となる追加点を沈める。起点となったのは冨安だ。

 アーセナルは最後方のDFベン・ホワイトが右サイドに展開。冨安はダイレクトで緩やかなアーリークロスをPA右に放り込む。走り込んだマルティネッリはそのピンポイントのパスを右足ダイレクトボレー。ゴール左に流し込み、2-0と点差を広げた。

 試合はそのまま終了し、5位・アーセナルが2試合ぶりに白星奪取。4位のウエスト・ハムと同勝ち点に並んだ。

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